山北 のりひこ(環境活動音楽家)
北大水産学部に在学中の1992年、昆虫採集を目的に旅した
カメルーン共和国で木をくりぬいて作った太鼓の魅力に取り憑かれ、
帰国後北海道のカバノキとエゾシカの皮で太鼓を自作し演奏活動を開始。
同大大学院在学中の1997年、
モスバーガー地球遊学生としてケニアにて太鼓のリズムを学ぶ。
以来プロ活動に入り、2000年はケニア人音楽家と[VAWAMAYA]、2001年は
セネガル人音楽家と[SAFAIKO]
2002年にはジンバブエの[JENAGURU]とともに、北海道アフリカネット
ワーク主催の全道ツアーを行う。
2001年にはケニアの先駆的ダンサー・オンディエゲ氏率いる
ダンスグループのリードドラマーを務め、独自のリズムで
アフリカのダンサーと二度にわたりステージを作り上げ喝采を浴びる。
モンゴル音楽の「嵯峨治彦」
親指ピアノ奏者の「サカキマンゴー」
シンガーソングライター「SHIBA」(シバ)
ディジュリドゥとギターの「じぶこん」
アイヌの弦楽器トンコリ奏者で音楽プロデューサーの「OKI」
パンク ロックの亡きカリスマ 遠藤ミチロウと共演
太鼓だけではなく親指ピアノの一種ムビラを演奏し、木琴(バラフォン)も自作、演奏するようになり、
自身の純日本人パーカッションユニット[N`DANA](ンダナ)を、
MASATO(木村優斗)、三田健司らと結成し北海道を拠点に全国で演奏活動を展開。
アイヌ民族の弦楽器トンコリ奏者OKIが率いるDUB AINU BANDのメンバーとして
フランス、スペイン、イギリス、ノルウェーなどヨーロッパ4カ国
オーストラリア、台湾、アメリカ大陸を横断など、世界中で演奏する。
富山県南砺市で開催される民族音楽フェス「スキヤキ ミーツ ザ ワールド」にて毎年
連続参加。そこで結成されたグループ「SUKI AFRICA」と共に韓国、南アフリカ、スワジランド、ジンバブエ、タンザニアを周り、東アフリカ最大の音楽フェス「SAUTI ZA BUSARA」に出演。
3.11をきっかけに拠点を北海道から奄美に移す。
最近はソロライブのほか
セネガルのトップパーッカッショ二スト「Mamadou Lo」と共に
「SAFAIKO」(サファイコ)というユニット、
そして、
ケニヤの太鼓を極め映像作家、音楽製作家、ギタリストでもある「大西匡哉」、
西アフリカ・ブルキナファソの伝統楽器を操り現代にメッセージを伝えるマルチプレイヤーの「Benoit Milogo」(ベノア ・ミロゴ)、
素晴らしい歌声のダンサー「ちかりーぬ」とともに
「Balangoma」(バランゴマ)
を編成し、活発に活動している。
奄美に移住後は、地元のシンガーソングライター「森 拓斗」のバックメンバーとしても島を盛り上げている。
また島に産する木の実で作った鈴のような音の出る楽器「なるなる」を発明し、
製作・販売も手がけている。
最近は浜辺で拾ったヤシの実で笛を作り
癒しの音世界に初めて目覚める。
各地で自然環境を守る活動も手がけ、
その活動や、自然に囲まれた生活の中で生まれた曲を
作った楽器で演奏するという
「自作自演」のライフスタイルを貫いている。